石山修武/幻庵
住宅はセルフビルド出来るということを幻庵を分解することで表現した。
山岸:石山さんのスケッチが念頭にあって作ったと思うが、それを見たことあった人でも面白いと思う。パーツどうしの距離は関係あるのか。真ん中の部分がブロックで表現されてしまっているが、橋を渡って降りるという行為が面白かったので、そこが表現されているとスケッチ以上の実際の建物の面白さがと表現できたと思う。
山崎:素直に、湛然に作ってある。セルフビルドという単語が説明の中に出て来たことで、キットの製作途中のような模型の意味が腑に落ちた。
古谷:湛然さに好感が持てる。手作りの湛然さがセルフビルドというコンセプトに合っている。スピーカーとストーブのシャベルが表現されているとより良かった。